Android端末のセキュリティ向上などを目指すGoogleの「Project Zeroチーム」が、サムスン製スマートフォン「Galaxy S6 edge」について調査し、11件のバグ(脆弱性)が見つかったと発表した。 脆弱性が見つかったのは、Wi-Fi接続、Eメール保護、ドライバー、画像などに関連するプログラムで、全部で11件に上る。同チームはこれらの調査結果をサムスンに報告。サムスンでは報告を受けて直ちに改善に乗り出し、11件のうち8件は10月のセキュリティパッチで修正、軽微な残り3件も11月のパッチで修正するとしている。 同チームは、Androidを使う端末とはいえGoogleが実際に製造するわけではなく、またプログラムも各メーカーがカスタマイズして搭載するため、こういった調査を行っているという。「Galaxy S6 edge」を選んだのは、世界で多くのユーザーがいるハイエンドモデルだからだとしている。
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