プロボクシング元世界3階級王者の亀田興毅が、引退を表明した弟・大毅を労った。 興毅は4日に更新したブログで、元世界2階級制覇王者の弟を「偉大なボクサー」と称えた。網膜剥離のため引退を決めた大毅だが、症状が見つかり手術を受けることになった当時の弟の様子を振り返り、「この時初めて、大毅は俺に怖いって言った。まず全身麻酔をし、手術をする事に対する恐怖、手術をして目が見えるようになるのか、手術は成功するのか、ほんまに怖かったんやなぁって思う」と述懐。それまで一度も「怖い」と言ったことのなかった弟の初めての弱音に、「そんな大毅が怖くて泣いてた。ほんまに怖かったんやろなぁ」としみじみとつづった。 また、大毅の人柄について「不器用で表現が下手で、誤解もされやすいけど、兄弟の中でも一番明るく、一番みんなから好かれる」「大毅は色々な趣味があり、色んな才能がある」と興毅。引退を決めた弟に「今まで以上にもっと才能を発揮し、もっと凄い事をやってくれそう 今はゆっくり休んで、今まで出来ひんかった事をいっぱいやって欲しいな お疲れさん」と温かいメッセージをつづった。
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