フィッシング対策協議会は16日、「金融庁」を騙るフィッシングサイト(偽サイト)が存在しているとして、注意を呼びかけた。 それによると、「金融庁が各銀行のセキュリティレベルアップを実行する」として、「母親の旧姓は何ですか?」といった、いわゆる「秘密の質問」に対する合言葉を入力させるサイトが公開されているという。 10月16日11時30分の時点でもフィッシングサイトは稼働中で、同協議会はJPCERTコーディネーションセンターに調査依頼済み。偽サイトのURLは「http://fas-go-jp-security.●●●●.com」が使用されている。 同協議会では、このフィッシングサイトおよび類似サイトで、秘密の合言葉、ログインID、ログインパスワード、メールアドレス、メールパスワード、第2暗証番号などを絶対に入力しないように注意を呼びかけている。