総務省は7日、5Gを中心とした情報通信技術(ICT)において、日本とトルコが協力に合意したことを発表した。同日、総務省にて、トルコ共和国情報通信技術庁と、共同声明に署名した。 両国においては、2013年7月に総務省新藤総務大臣(当時)とトルコ共和国エルヴァン運輸海事通信大臣との間において、ICT分野における包括的な協力覚書に署名が行われている。今回の共同声明は、包括的な協力から、「5G」に分野を特定する形となる。 オリンピック開催の2020年までに、5Gの商用化を目指し、日トルコ間の協力を強化するのが狙い。共同声明は、国際電気通信連合(ITU)といった国際機関での議論における協調、両国の民間セクターの関係拡大に言及する内容となっている。