パイオニアと独HEREは7日、協業に合意したことを発表した。共同で、自動運転・高度運転支援のための「高度化地図」の活用を進める。 パイオニアは現在、高性能・小型・低価格を実現する走行空間センサー「3D-LiDAR(ライダー)」を開発している。これにHEREが保有する自動運転・高度支援向け地図の整備や活用技術を組み合わせ、高度化地図データの整備を進めるため、連携を行う。 パイオニアは、2006年より、プローブ情報を活用した独自のネットワークシステム『スマートループ』を立ち上げており、地図整備子会社であるインクリメントP株式会社の地図制作、更新ノウハウと連携させた整備・運用システム(データエコシステム)の構築・提案を目指している。 一方HEREは、クラウド・サービスと連携した車載システムによる、地図・位置情報エクスペリエンスを提供している。