日本全国134の都市を対象に、“魅力的な街”の新しい指標「センシュアス・シティ・ランキング」が発表された。 ネクストの「HOME'S総研」による研究報告書「Sensuous City[官能都市]~身体で経験する都市;センシュアス・シティ・ランキング」では、「その土地で経験したこと」を聞た結果に基づき、年の“魅力”を集計。 調査は、その都市に実際に住む人々を対象にアンケートを実施し、その都市での「経験」をたずねた結果を「共同体に帰属している」「食文化が豊か」などの8つの指標の偏差値で集計し、ランキング形式でまとめている。 センシュアス・シティ・ランキングの総合1位は「共同体に帰属している」や「歩ける」の指標で高い評価を得た「東京都文京区」。2位の「大阪市北区」、3位の「武蔵野市」に偏差値総計で40ポイント以上の大差をつける結果となった。 トップ10には東京23区と大阪市の各区が並ぶ中で、「金沢市」が8位に位置している。東京都では23区のうち約半数の13区と、「武蔵野市」を筆頭とする6つの市が上位50位にランクイン。東京23区、大阪市、横浜市以外のエリアからは、8位の「金沢市」をはじめ、12位に「静岡市」、14位に「盛岡市」など18都市が50位以内 に入った。 今回の報告書には、センシュアス・シティ・ランキングの他、様々な分野の専門家による都市に関する論文も掲載。本報告書は、「HOME’S総研」のWebサイトよりダウンロード可能となっている。■センシュアス・シティ・ランキング1位 文京区2位 大阪市北区3位 武蔵野市4位 目黒区5位 大阪市西区6位 台東区7位 大阪市中央区8位 金沢市9位 品川区10位 港区11位 千代田区12位 静岡市13位 横浜市保土ケ谷区14位 盛岡市15位 渋谷区16位 荒川区17位 福岡市18位 仙台市19位 那覇市20位 大阪市都島区