ゼネテックは26日、災害時に家族や大切な人の位置情報を自動通知する防災用位置情報自動通知サービス「ココダヨ」を防災の日となる9月1日から開始することを発表した。 スマートフォン用のアプリとして提供され、緊急地震速報などの災害発生時の警報発令をトリガーに、災害発生直前の家族や大切な人の位置情報をスマートフォンや携帯電話に自動で通知するサービスとなる。登録できる人数の違いや料金体系の違いにより、個人向けと法人向けが用意されている。 平常時にも登録している人の位置情報を確認し合えるため、親が子どもの居場所を把握したり、徘徊の心配がある高齢の家族の居場所を確認する際にも利用することができる。 災害時の規制や輻輳(ふくそう)などで通信が困難な状況下でも、直近の位置情報を家族に対して知らせることができるため、被災状況の予測などに活用が期待される。 Android用アプリは9月1日からダウンロード公開予定。2016年3月末まで無料でトライアルキャンペーンを行い、サービスを推進していく。トライアルキャンペーン終了後は、コンシューマー向けに関して、月額制のサービスとして展開していく予定とのこと。同社は今後3年間で1,500万人以上の利用者を目標としている。