東京都が都内のライフサイエンス分野のベンチャー企業を対象に、オフィス賃料の2分の1を助成する支援事業の募集を開始した。これにより市場拡大が見込まれるライフサイエンス分野で、企業成長を後押しする狙いだ。 ライフサイエンス分野とは、バイオやヘルスケア、医療、介護などの事業。これらの分野を扱う都内企業のうち、創業5年以内の中小企業や創業計画中の事業者などが助成対象となる。 今年度2回目の実施となる今事業の助成期間は、2015年12月1日から2016年3月31日まで。1年度あたり200万円を上限としてオフィス賃料が助成される。審査は年度ごとに行い、最大3年度に渡って助成を受けることができる。 応募は9月14日から9月25日までで、都庁の受付窓口にて受け付ける。なお、応募受け付けは事前予約制で、産業労働局商工部創業支援課が問い合わせ窓口となる。