BORDERLESS株式会社(宮城県仙台市太白区)は8日、使用しない時間帯の駐車場や空きスペースをシェアすることにより、駐車場を経営できるサービス「ボーダーレスパーキング」を7月17日より開始すると発表した。 法人と個人でともに無料で登録でき、学校行事やイベント会場周辺における駐車場不足や、それに伴って起きる無断駐車の解消を目指すという同サービス。スタジアムやイベント会場近辺に空きスペースを持つオーナーの要望を想定し、多くの駐車場利用が見込めるスポーツの試合やライブイベントの際は、事前に料金設定を変更できる。 またネットで駐車予約を行うシステムのため、オーナーは事前に駐車場を利用する車種やナンバーが分かり、スペースが利用可能な時間に安心して貸し出せるという。一方、ユーザーも駐車待ちをすることなく、駐車場を利用することが可能だ。 当初は1日単位でスペースの貸出を行うサービスとなるが、今後は空きスペースオーナーの要望により、月極契約も検討しているという。手軽に駐車場経営ビジネスができるほか、違法駐車の解消にも繋がりそうだ。