経済産業省は、2014年度末(2015年3月31日)現在の揮発油販売業者数、給油所数をまとめた。2014年度末の事業者数は1万6429事業者で、2013年度末に比べて774事業者減少した。ただ、サービスステーション(SS)を廃業し年数が経っているにもかかわらず、品確法に基づく廃止手続きをしないまま連絡がつかない事業者に代わって経産局などが廃止手続きを行う職権消除件数が325件を除くと、449事業者の減少。前年の職権消除件数を除いた減少数814事業者に比べ大幅鈍化した。給油所(SS)数は3万3510カ所で2013年度末に比べて1196カ所減少し、減少傾向が続いている。職権消除件数369件を除くと827カ所減少となり、前年の職権消除件数を除いた減少数1362カ所に比べると大幅に鈍化した。ただ、ハイブリッドカーなどの低燃費車の普及や、自動車保有台数の伸び率鈍化でガソリン需要が減少傾向にあり、依然として減少する傾向は続いている。