シャープは25日、人や動物などの生体情報を非接触で検知できるマイクロ波センサモジュール「DC6M4JN3000」を発表した。人や動物に対してマイクロ波を照射して、心拍や呼吸数など生体情報を検知することができる。 センサーモジュールは数センチの小型モジュールで、同社のマイクロ波を扱う衛星放送用アンテナ技術などが応用されている。 検知対象の人や動物から3m離れた場所に設置した場合、心拍数を±10%の誤差で測定することが可能で、マットレスやドア・壁などの障害物越しでも検知が可能で、就寝中や浴室、トイレなど、介護・見守り分野での利用が期待できる。