Appleは、サンフランシスコにおいて日本時間の9日に開催された「WWDC 15」において、Apple Watch向けOSの新バージョンとなる「watchOS 2」を発表した。 注目は、ネイティブアプリケーションの対応。これまではApple Watchへアプリを追加する際、iPhoneが必要だったが、watchOS 2からはWi-Fiを通じて単体でのアプリ導入ができるようになる。マイクやスピーカーを使って録音・再生、ビデオの視聴なども可能になる。HealthKitなどApple Watchの主要機能のAPIが公開され、ハードウェアとの深い連携ができるようになる。 Apple Watchの機能アップデートも行われる。ウォッチフェイスが新しくなり、自分の好きな写真を設定できるようになった。任意の写真のほか、アルバムやタイムラプス動画を指定することも可能に。時計の表示については、フライトスケジュールや電気自動車の充電状況といった、さらに多くの情報に対応できるようになる。 ほかにも、充電中に画面を横にすることで横向きの表示にし、目覚まし時計として使えるようになる機能や、デジタルクラウンを回すことで、時刻を送り、将来の予定や天気を表示させる「タイムトラベル」機能が追加される。さらに、FaceTimeオーディオの対応、相手に手書き文字を送る際に色を付けられるように。フィットネスのバッジ追加、Apple PayとWalletへの対応、マップの乗り換えなどのさまざまなバージョンアップが行われる。 「watchOS 2」は、開発者向けのベータ版が本日から公開される。正式版の公開は秋の予定。
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