気象庁は6日、箱根山の噴火警戒レベルを平常の「1」から火口周辺規制の「2」に引き上げたことを発表した。 同庁によると、4月26日より大涌谷付近を震源とする火山性地震が増加している箱根山。5日には箱根湯本で震度1の地震が3回発生しているほか、同庁の現地調査では大涌谷温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのを確認している。今後は、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるという。 今回の発表により、箱根町の火口周辺での入山規制などの警戒をするように呼びかけている。