MEDIAEDGEは22日、4K60pHEVC(H.265)リアルタイムエンコーダチップや、デコーダチップを搭載したボード2製品を開発し、発売することを発表した。4K60pHEVCをリアルタイムに処理できるエンコーダのサンプル出荷は世界初となる。 HEVCとは、次世代の画像圧縮技術の規格「H.265」を指し、従来のH.264と比べると同じ画質なら半分のデータ量で、同じデータ量なら倍の画質を扱うことができる規格となる。既に放送業界やスマートフォン向け映像配信サービスなどでHEVCは採用されているが、4K60pの画像を扱うとなると、機器が大型化したり、価格が高くなったりと、普及に向けての課題があった。 本製品は、ソシオネクストのリアルタイムエンコーダ/デコーダデバイスを使ったボードに、MEDIAEDGE独自のSDKを組み合わせることで低価格化を実現。業務用という位置づけで、MEDIAEDGEでは、機能の追加や応用製品、システム開発などを受注していくとのこと。■ダイソン掃除機やiPad miniが当たる!読者アンケートを実施中