このメインイベントとして福岡市役所前のふれあい広場では、4月18日から19日にかけて「迷宮植物園」がオープンした。これは、1辺が18メートルという、巨大な正方形状の迷路で、通路の境には約1トンのエアプランツ「ウスネオイデス」を使用。その中心には、樹齢500年というスペイン産のオリーブが植えられた。
その他、迷路内の各所には、プラントハンターの西畠清順がセレクトした、世界の珍しい植物を配置。スマホで撮影すると、それを併設されたグッデイ特設販売店で購入できる。そんな商品の一つとして、あの樹齢500年を数えるオリーブの樹も取り扱われ、お値段はなんと500万円。当日はプラントハンター気分を味わうために、約3,600人が巨大迷路にチャレンジした。
なお、西畠はプラントハンターとして活動する傍らで、12年にはひとの心に植物を植える「そら植物園」をスタート。その他、様々なテレビ番組にゲスト出演している。今回のイベントについては「福岡天神は、街を出たら自然がたくさんありますが、都会だと自然に近いところに入れない。今回、迷路という企画をやってみて、必然的に植物の近いところに入れるので、都会の真ん中で開催したことにも意味があったと感じます」とコメントしている。
また、グッデイではイベントと並行して、西畠のプロデュースによるテレビCMを公開。土のいらない植物「エアプランツ」を用い、“園芸をもっと自由に”というコンセプトを、歌舞伎役者とドローンの舞によって大胆に表現した。