MMD研究所は10日、「2015年4月 電子書籍に関する利用実態調査」の結果を発表した。調査期間は2日~4日で、電子書籍を利用している20歳以上の男女335人から回答を得た。 まず、「電子書籍をもっとも利用している端末」を聞いたところ、「スマートフォン」47.2%が最多で、ほぼ半数を占めた。以下、「タブレット」27.5%、「ノートパソコン」9.3%、「デスクトップパソコン」7.2%、「電子書籍リーダー」4.5%などが続く。画面の大きさ以上に、利便性からスマートフォンが選ばれているようだ。 次に、「利用している電子書籍のストア、アプリ」(複数回答)を聞くと、「Amazon Kindleストア」46.6%が最多。以下、「楽天kobo」27.8%、「iBooks」20.3%が続いた。またこれらの電子書籍ストアを「選んだキッカケ」では、「App StoreまたはGoogle Playのランキングで知った」が18.2%で最多だった。「電子書籍に関連するサイトを見て」15.8%、「電子ギフトクーポンや電子書籍券をもらったから」14.3%も、高い数値を示している。 年代別でキッカケを見ると、20代の28.9%が「アプリマーケットのランキング」から電子書籍ストアを選んだのに対し、40代は6.2%、50代は7.8%とかなり低い。逆に「電子ギフトクーポンや電子書籍券をもらってストアを選ぶ」は、20代・30代が10%前後だったが、40代・50代は20%前後で、約2倍の差があった。 また「電子書籍サイトの使い分け」の状態を探るため、その理由を聞くと「読みたいジャンルの作品の充実度」49.0%、「無料で読める書籍が豊富」48.1%、「ポイントや割引率の高さ」32.2%といった声があがったとのこと。
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