MMD研究所は26日、「光セット割に関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は20日~23日で、16歳以上のスマートフォンを所有している男女2,220人から回答を得た。 「光セット割」は、スマートフォンと光回線をセットで加入することで割引になるサービス全般を指す。この春より、NTT東日本・西日本が自社以外の事業者に光回線(フレッツ光)の卸売りを行う「光コラボレーションモデル(光コラボ)」を開始したことで、改めて注目を集めている。 まず「光セット割を知っているか」と質問したところ、「いくつかサービス名は知っているが、あまり説明はできない」という回答が37.5%で最多。「いくつかサービス名は知っているが、内容は知らない」28.0%、「いくつかサービス名を知っており、詳しく説明ができる」16.8%とあわせて、光セット割(サービス名含む)の認知度は全体の8割を超えている。ただし、サービス内容をよくわかっていない割合も6割以上と多い。 次に、「光セット割の利用意向」を聞くと、「利用したいと思う」16.4%、「やや利用したいと思う」17.5%で約3割が利用したいと回答。「すでに利用している」も7.2%存在した。すでに光セット割に加入していると回答した160人に、「光セット割に加入した理由」を聞くと、「回線料金が安くなるから」と回答した人が73.8%と最も多く、次いで「販売店舗で勧められたから」11.3%、「サービス内容が魅力的だから」10.6%、「家族が加入したから」8.1%などがあげられている。 一方で、光セット割の加入を考えていると回答した530人に、「光セット割に加入する際の不安な点」を聞くと、「契約がめんどくさそう」44.5%が最多。加入予定がないと回答した221人も、「加入予定がない理由」で、「契約がめんどくさそう」39.4%が最多となっている。