エアーバンド、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が19日、自身のブログを更新。音楽CDが特典付きで販売されることが多い昨今の状況について、特典を完全になくすことは難しいという旨の考えをつづった。 鬼龍院はかねてより特典付きCDについて疑問を示しており、昨年8月発売した自身のバンドのシングル「ローラの傷だらけ」では、純粋に音楽だけを売ることを目的として、特典を付けないだけでなく、ジャケット写真なども用いない形式で発売したことで話題となった。 また、今年1月にオリコンがミュージックカードの売り上げを音楽ランキングに合算集計しないと発表した際も、「これでいいんだ、変わった売り方なんて出来ない方が健全」と、近年増加している音楽データをダウンロードするためのカードが、特典付きやジャケット違いなどで複数バージョンを販売される手法をオリコンがランキングから排除するとした方針変更を支持した。 そして17日、オリコンがさらにコンサートチケット付きのCDについても合算集計を終了すると発表したことを受け、鬼龍院は言及。「難しい問題」とし、「たぶん厳密に言うとCDを買うことに得点を完全に無くすなんてことははじめからできなかったのかもしれない。本人が手売りするイベントも言極端な見方をすれば得点みたいなものとなってしまうからね、CDには何もついてないけど」(原文ママ)と、CD販売から特典を排除することの難しさについて理解を示しつつ、「僕が出していくべきCDの方向はもう去年決めたから自分以外の人の発売方法について触れてしまいそうになることは極力書かないようにします 僕の結論は、みんなが楽しめる、損した気分にならないCDを売る ってこと」と自身の立場を示した。