セキュリティショー2015のアクシスコミュニケーションズ(アクシス)ブースでは、数々の新製品&注目製品のデモ展示が行われた。今回紹介するのは、熱感知センサーを内蔵するサーマルネットワークカメラ「Q2901-E」と、逆光補正技術フォレンジックキャプチャー(WDR)を搭載した「Q1635」の実演展示だ。なお、個性が際立つこの2製品は、並んで展示されていた。 まず「Q2901-E」は、物体が放射する赤外線量をもとに被写体の表面温度を映像化するネットワークカメラ。-40度から550度までの範囲を計測して表示することができる。会場ではリアルタイムに電熱線を温め、IRカメラで温度を「見える化」し、一定温度でアラームを発報させるデモを行っていた。 そして「Q1635」は薄暗い場所や補助照明が設置できない場所でもカラー映像を高フレームレートで記録できる「LightFinder」と、逆光下や明暗が混在する場所でも黒潰れや白飛びを抑止する「フォレンジックキャプチャー(WDR)」に対応したネットワークカメラ。暗室内の照明を切り替えても、瞬間的にモードが切り替わってもスムーズに撮影できる内容を実演していた。