虹彩認証システムは、赤外線LED照明で赤外線を照射し、赤外線カメラで眼球部分を撮影することにより、虹彩パターンを取得するというもの。今回のデモは、赤外線のLEDとカメラをスマホに外付けした状態で実施。アプリケーションを立ち上げ、瞳の虹彩を読み取り、情報を登録すると、電源のオンの際などにすぐに活用できるようになる。
実際にデモを体験してみると、認証までのスピード感に驚かされる。このシステムにより、さらなるセキュリティ強化となるほか、医療現場など両手が濡れてしまっていたり、手袋を着用していたりして指紋認証が利用できないシーンでも、本人の認証が可能になる。現在は2015年度中の製品化に向けて、準備を進めているという。