MWC 2015の開幕前日にあたる1日、バルセロナ市内ではプレイベント「ShowStoppers」が開催され、ガジェットやアプリ系のメーカーが数多く出展した。 emporiaはオーストリアに拠点を置く電話機メーカー。同社が得意とするのは、ヨーロッパでも関心が高まっているシニア層向けのスマートフォンだ。「emporiaSMART」は、外付けのフリップカバーにテンキーを装備するユニークなモデルだ。 テンキー付きのカバーは、電話をかける際の数字入力や、メールを打つ際の文字入力を簡便化して、スマホが初めて、あるいは苦手なシニア層に親しみやすさを訴求するために工夫を凝らしたアイデアだ。カバーは背面のバッテリーパックのフタと一体になっていて、通常のテンキー無しのフタと付け替えることもできる。テンキーカバーを付けた状態でもタッチパネルの操作と切り替えながらスムーズに操作ができるのも特徴だ。 スマートフォン自体のOSはAndroid 4.4.2を搭載。ディスプレイサイズは4.5インチで、メインカメラは8メガ。ブラックカラーのグロスフィニッシュの筐体はスタイリッシュなデザインに仕上げられている。音声通話は、LTEは非対応で3Gのみをサポート。ドイツとオーストリアで3月からの発売を予定しており、価格は299ユーロ。中級価格帯のエントリーモデルぐらいの位置づけと言えるだろう。
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