これから社会に出て働きたいと思っている人たちに向けたサイト「リクナビ 社会の湯」。社会に出てみたいけれど、職業の選び方がわからない……、という学生たちに、社会人のセンパイが「自分の持ち味を活かした仕事選び」のきっかけを与えてくれる特設ページだ。 今回はこのサイトを企画した、リクルートキャリアの原田芳江さんにお話を伺った。「社会の湯」は、一般的な“就活サイト”とは一線を画したユニークなページだ。--- 「社会の湯」は、リクルートが運営するサイトの中では、楽しげな雰囲気が伝わってくるユニークなページですが、プロモーションの目的は?原田さん:主に社会に出る前の学生さんに、自分の持ち味を活かせる仕事を見つけてほしいと思います。「自分の持ち味を活かせる仕事を見つけるためのヒントを提供する」ことが特設ページ開設の目的です。なので大学3年生にこだわったわけではありません。大学生でなくても、これから社会に出たいと思っている人なら、誰にでも見ていただきたいです。--- この企画はいつごろから動き始めたのでしょうか?原田さん:2014年の夏ごろから動き始めました。最終的にこの形になったのですが、当初から「就活」という活動自体の情報を展開したくはありませんでした。それよりも、もっと先を見据えた仕事選びをするためのヒントを提案したかったんです。さまざまなアイデアが出ましたが、どれも「持ち味を活かした仕事選び」というコンセプトは一貫していました。--- どういった経緯で“銭湯”になったのでしょうか?原田さん:できるだけ学生のみなさんが「社会に入る」ことを身近に思えるページにしたかったんです。社会に入ることを説明しようとしても、まだ経験したことがないのでうまく伝わりません。なので、社会に入ることを身近な行動に例えられないかと考えたんです。