ニールセンは27日、「ビデオ／映画」カテゴリの最新の利用動向を発表した。同社のスマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」、PC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」の利用データをもとにしたもの。 それによると「ビデオ／映画」カテゴリ全体において、スマートフォンからの利用者数が増加しており、2015年1月時点で、スマホ利用者全体の80％にあたる3,700万人超が利用していた。一方PCからの利用者数は減少傾向にあり、現在は約2682万人とみられる。 利用者数ランキング上位の「YouTube」「ニコニコ動画」「GYAO!」では、1位「YouTube」はスマートフォンからの利用者が3,000万人を超えており、PCの1.6倍だった。「ニコニコ動画」もほぼ同じ1.7倍。「GYAO!」のみPCからの利用者のほうが多く、年間を通してスマートフォンを上回っている。利用者属性を見ると、PCは男性、スマートフォンは女性の割合が高い。なお「ニコニコ動画」は34歳以下男性の割合が28％で、他2つより10ポイント程度高かった。また、利用回数をみると、「YouTube」のみ、PCよりもスマートフォンからのほうが多い。
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