Robstepのブースでは、同社が開発したパーソナルモビリティ「Robstep-M1」を紹介していた。これは、セグウェイのような立ち乗りタイプの2輪プラットフォームで、重心移動だけで前後進の移動が簡単に行える移動装置だ。 駆動系には、左右に独立したホイールインモータを採用し、最新のジャイロセンサーシステムも搭載。優れたインターフェースによって、スムーズに発進や停止が行えるため、アクセルやブレーキの操作も不要だ。 また、その場で回転ができ、小回りの利いた移動が行える。最高速度は15km/hで、最大傾斜10度(瞬間最大20度)の坂道を登ることができる。設定速度に達すると、プラットフォームが後ろ側に傾き、減速を促すスピードリミッタが機能する。 Robstep-M1は、3時間のフル充電で、約40kmまでの航統運転が可能な省エネ・エコ設計という点も大きな特徴の1つ。ただ、まだ日本の公道では走ることができない。現在は、空港やゴルフ場、イベント会場など、屋外での移動や巡回・警備で、新しい移動手段としての用途が見込めるという。