気象庁発表の予報とは異なり、自社で設置した雷放電受信アンテナを利用した雷探知システムが城山の「THUNDER SAFETY」だ。本展示は、1月21日から23日にかけて、パシフィコ横浜で開催されたショッピングセンター(SC)業界向けの商談展示会「SCビジネスフェア」で行われた。 会場では関東近辺のリアルタイム状況や、過去の検知状況を表示。落雷の履歴ではなく空間の放電状況を検知して、リアルタイムに把握できるため、雷への事前予測として活用できる点が大きなポイントだ。雷雲が近づいてきた際にパトライトや放送設備に警報を出すオプションなども用意している。 想定ユーザーは空港や工場、公園やゴルフ場などの施設での常時運用や、屋外イベント等での短期利用など。すでに東京国体での使用や、全国250箇所を超えるゴルフ場で導入実績がある。