災害地でもさまざまな活動を行うインフラ事業者や官公庁、マスコミなどの業種にとって、現地での電源確保はとても重要になってくる。仮に非常用電源を持っていても、その動力となる燃料は被災地で容易に手に入るとは限らない。 16日まで東京ビッグサイトで開催されている「カーエレクトロニクス技術展」の東洋電算・三輪タイヤ・モビリティープラスの合同ブースに展示されていた「災害用電源車」なら、災害時の電源確保に心強い味方になってくれるだろう。 この「災害用電源車」は、走行中のクルマのエンジンから充電を行う仕組み。つまり電源用に別途燃料を用意する必要がないところが最大の特徴となる。 災害時に限らず、停電などによって電源供給が難しい場合や、離島や山間部など安定した電源を確保できない地域なら、臨時の電力源としての活用も想定できる。 ユーザーの仕様や目的に応じてスペックなどは調整が可能だ。