ブラザー工業は14日、東京ビッグサイトで行われている「ウェアラブルEXPO」にて、7日に発表したヘッドマウントディスプレイの次世代モデル「AiRScouter WD-200S」を初披露している。 同製品は、1,280×720ピクセルの高解像度とピント調整機能が特長。映像入力用のインターフェースとしてHDMI端子とビデオ端子を搭載しており、既存の機器などとも簡単に接続できる。 医療機器のサブモニターとして活用のほか、オペーレーターなど離れた場所からの指示を受けながら作業を行うなど、さまざまな利用を見込んでいる。同社によると、現在ではすでに、医療機関や建設現場など20社近くが導入を検討しているという。