IBM Watsonがアメリカのクイズ番組「ジョパディ!」で2人のクイズ王を破ったのは2011年。そこから4年、さまざまな取り組みがあったが今回の「シェフ・ワトソン」もその一つ。人々の生活に対していろいろな支援をしたり、ビジネスを変えていくことを望んでいるが、そのデモンストレーションとして開発したもの。9000種類のレシピを学習、そのレシピを構成している材料、成分を化合物のレベルまで落として分析し、美味しいと感じるパターンなどを学んでいく。その上で条件を入力すると元のレシピにはなかった組み合わせのレシピを提案するという。