2014年、日本と世界で大ブームを巻き起こしたディズニー・アニメーション『アナと雪の女王』の新作が2015年に日本にも登場することになった。2015年4月25日公開のディズニーの実写映画『シンデレラ』と同時に『フローズン・フィーバー(原題)』が同時上映されることが決定した。『アナと雪の女王』のオリジナルキャストとスタッフが再集結する。大ヒット映画の新作となるだけにその注目は一際高くなるだろう。『フローズン・フィーバー(原題)』は、その制作が今年9月に米国で発表されたばかりである。アナやエルザ、オラフといったお馴染みの面々が登場することが明らかにされていた。しかし、日本でどんなかたちで公開されるかは明らかにされていなかった。今回、それが思わぬかたちでの公開を発表した。ファンにとってはうれしいニュースで、話題作2本の上映で劇場に足を運ぶ人も増えそうだ。一方、『シンデレラ』はよく知られたプリセンス・ストーリーの童話である。ディズニーも1950年に長編アニメーションで映画化したことがあり、大ヒット作となっている。いまに至るまで愛されている名作だ。今回は本作を初めて、実写映画とした。しかも監督は俳優としても高名で、数々のヒット作を世に送り出してきたケネス・ブラナーである。衣装デザイン、プロダクション・デザインにもハリウットの超一流スタッフを並べる。シンデレラ役に気鋭のリリー・ジェームズ、継母にケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役にヘレナ・ボナム=カーターとこちらも作品の期待を盛りあげるのに十分だ。プリンセス・ストーリーのディズニーの得意とするところだ。しかし、その描き方はその時代ごとに変わってきている。そこに大ヒットの秘密がある。今回はどんな『アナと雪の女王』と『シンデレラ』が登場することになるのだろうか。『シンデレラ』Disney.jp/CINDERELLA2015年4月25日(土)ロードショー『シンデレラ』(C)2014 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.