ジャズインストバンド・PE'Zが1日、2015年いっぱいで解散することを公式サイトで発表した。 同バンドのリーダーでドラムの航は、「俺たちPE’Zは、来年2015年をもってバンドを解散します。突然の報告で驚いたよね、、、ゴメン。今までPE’Zを支えてくれたファンのみんなには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と報告。今夏、結成15周年を迎えた同バンドだが、メンバーそれぞれが新しい道を進むことを決意した。 解散理由については、メンバー間の不和などネガティブな理由ではないことを強調しており、「俺たち5人がPE’Zっていうバンドを追いかけるようになってしまったんだ。PE’Zはこうあるべきだ、とか、PE’Zなんだからこうしなくちゃ、とか、PE’Zらしい音楽をつくらなくちゃとか、、、これって、何かちがうんじゃないかって5人全員が思った」と、バンドの進むべき方向に迷いが生じていたと説明。テナーサックスのKadota“JAW” Kousukeは公式ブログで、「この時代の流れの中、これからもPE'Zとしてこの体制で生き生きとした音楽を作り出すことが難しいと感じ初めていました」と明かしている。 バンドは2015年の年末、恒例のワンマンライブ「エンムスビ」をラストライブとして解散するが、解散後もメンバーはそれぞれ音楽活動を継続する予定。また、バンドとしては年明けに最後となる全国ツアーを敢行し、さらに夏フェス等にも参加する意思を表明している。