30日、名古屋の地下鉄鶴舞線御器所駅で、スマホを操作しながら歩いていた中学生がホームから転落する事故があった。 運転士はホームから転落するのを確認し、直ちに警笛を鳴らすとともに非常ブレーキを掛けた。しかし約30メートル通過。学生は避難しており、運転士が救出した。 今回のケースは、スマホを見ながら歩いているうちに線路側へ斜めに歩いてしまった、ということなのか? 交通局によると「学生はスマホを見ながら、何かを勘違いしてホームから線路方向に進み、そのまま転落したようだ」とのこと。スマホに気をとられ電車の到着を勘違いしたのか?詳細は不明だがホームなどでの歩きスマホが危険なことは確かである。 最近では、ポスターをはじめ車内のモニターなどで歩きスマホについて注意を促しているが、一向に減る気配がないとしている。ホーム柵の設置の予定もあるが、これは歩きスマホ対策というわけではなく、通常の事業計画の一貫である。同市では昨年も同様の事件が起きており、駅員の注意放送に効果のない現状に頭を悩ませている。 今回の事故で一時鶴舞線全区間の運転が見合わせとなった。