女優の宮沢りえが23日、「第27回東京国際映画祭」オープニングイベントのレッドカーペットに登場。会場で華やかなドレス姿を披露した宮沢、7年ぶりの主演となる映画『紙の月』をPRした。 映画の中で宮沢は、巨額横領事件を起こす女性「梅澤梨花」を演じる。物語では、銀行の契約社員として働く梨花が、年下の大学生「光太」と出会い、しだいに顧客の貯金に手を出してしまい暴走が始まる。 監督は「桐島、部活やめるってよ」を送り出した、吉田大八監督。何不自由ない生活を送っていた彼女に何が起きたのか?、破滅に向かって堕ちていく姿を、監督は「爽やかに」描いたという。 同映画祭コンペティション部門の日本代表に選ばれるなど、注目度の高い作品だ。