トレンド総研は、NTTドコモが10月下旬より発売を開始する富士通のAndroidスマートフォン「ARROWS NX F-02G」を、注目の商品・サービスを紹介する「ピックアップ商品レポート」で紹介している。 トレンド総研によると、モバイル環境が整備され、動画コンテンツの配信サービスは急速な広がりを見せている。ゲームの人気タイトルがのスマートフォン版がリッチな画像でリリースされたり、CDを上回る高音質として注目されるハイレゾリューション(ハイレゾ)音源の映像・音楽コンテンツが提供されたりと、スマートフォンを取り巻く環境は急速に変化している。 「ARROWS NX F-02G」は、NTTドコモが2014年秋冬モデルとして発表したスマートフォンで、ドコモスマートフォン初の超高画質WQHD(1,440×2,560ピクセル、画素密度564ppi)ディスプレイを搭載したモデル。 オリコンの「2014年度 オリコン顧客満足度ランキング」では、シャープ、Apple、ソニーモバイルコミュニケーションズといった主要メーカーの人気ブランドを抑えて、「携帯端末(スマートフォン)ランキング」において顧客満足度1位を獲得したのが、富士通製「ARROWS NX F-01F」。そして注目の商品としてピックアップした「ARROWS NX F-02G」は、その後継モデルだ。トレンド総研では富士通の「ユビキタスプロダクト新商品発表会」(9日)で、「ARROWS NX F-02G」の機能をチェックした。 「ARROWS NX F-02G」の特長のひとつは、約5.2インチで1440×2560ピクセルというフルHDを凌駕する美しさと臨場感が表現可能なWQHDディスプレイ。艶のあるコントラスト感や発色の良さは圧倒的で、さらにはWQHDならではの緻密な画像表現により、同機のデモ動画にある葉の1枚1枚、花びらの1枚1枚までしっかりと見ることができる。この高精細ディスプレイは、映画コンテンツのほか、地図アプリなどで細かな文字もしっかり読み取ることができそうだ。 特長の2つめは、快適の高速ダウンロード。富士通独自の高速ダウンロード技術により、3G/LTEとWi-Fiを同時に接続し、さらにデータを分割してダウンロードをすることが可能。従来のLTE単独での通信の3分の1の時間で100MBのダウンロードが完了した。 特長の3つめは、カメラに有効画素数約2070万の大型センサー「Exmor RS for mobile」を搭載したこと。カメラを向けると瞬時にフォーカスが合う「クイックフォーカス」機能。画像処理エンジン「GRANVU(グランビュー)」により、暗い場所でもしっかりと撮影ができる。 これらの特長のほか、日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」の搭載、バッテリー3日持ちというロングライフ、ハイレゾリューション(ハイレゾ)音源の再生、防水・防塵対応といったところが「ARROWS NX F-02G」の特長としてい挙げられるところだ。 仕様としては、OSは最新のAndroid 4.4.4、プロセッサはクアッドコアのSnapdragon 805 MSM8974AB(2.3GHz)、メモリ3GB、ストレージ32GBを搭載。日本で発売されているスマートフォンとしては屈指のハイスペックを誇る。 トレンド総研レポートでは、モバイル環境でも快適に楽しめるようになった動画コンテンツ、人気タイトルのスマートフォン版がリリースされるまでにリッチ化が進んだスマホゲーム、CDを上回る高音質であるハイレゾ音源の映像・音楽コンテンツに適合した1台と分析。単にスペックの高いスマートフォンにはとどまらず、ユーザーが「心地良く使うことができ、最新のサービスを最高品質で楽しめる、時代を先取る1台」だとしている。
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…