世界的な映画監督のティム・バートンの最新作映画『ビッグ・アイズ』の最新場面写真が公開された。映画『ビッグ・アイズ』は、来年1月に日本での公開が予定されている。 ティム・バートンは、『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』などの話題作を監督、これまでに数多くの作品を世界的なヒットに導いている。今回の『ビッグ・アイズ』では、1960年代以降モダン・アートに絶大なる影響をおよぼした、実際の事件をモチーフとして扱う。 映画『ビッグ・アイズ』は、内気で口下手なマーガレット・キーンを軸に展開される。彼女の描く悲しげな大きな瞳の子供たちの絵「ビッグ・アイズ」は、1960年代に世界中で大ブームを巻き起こした。ただし、夫のウォルターの絵として……。富と名声の両方を手にした夫婦だったが、マーガレットは真実を公表し闘うと決心する。アート界を揺るがす大スキャンダルの行方は……、というストーリー。ティム・バートンは、自らも「ビッグ・アイズ」シリーズを愛し、コレクターでもあるという。 妻のマーガレット・キーンを演じるのは、エイミー・アダムス。夫のウォルター・キーンは、クリストフ・ヴァルツが演じる。今回公開された写真では、ひとつは窓から光が差すロマンチックな雰囲気の中、見つめ合い、愛し合っている夫婦であることが伝わるシーン。しかし、一方では2人の様子が一変。何か必死に説得をするようなウォルターに困惑の表情を浮かべるマーガレット。大きな瞳の少女が描かれた絵を彼女がもっており、シリアスさが伝わってくる。 映画『ビッグ・アイズ』は、来年1月23日から、日本全国での公開が予定されている。