ビーコン活用などで注目を浴びているBluetooth Smart(BLE)だが、現在のトレンドは小型化とさらなる低消費電力の追及だろう。dialogという会社のDA14580は世界最小サイズ、消費電力を謳うBLEチップだ。 チップサイズは2.5×2.5×0.5mmで消費電力は待機時で600nA以下。データ送受信時で4.9mA。動作電圧は0.9V~3.3Vと幅も広い。コントローラにはARM Cortex-M0(32ビット)が搭載される。アンテナピンが1本というのも特徴だ。 DA14580の評価キットに「スマートダイス」なるものがある。センサーとBLEモジュールに電池を組み込んだサイコロとそのデモアプリで構成される。デモアプリはApple Storeからダウンロードでき、サイコロを使ったゲームアプリだが、サイコロはプログラムの乱数ではなく、スマートダイスを使う。スマートダイスを実際に振って出た目でゲームが進行するというものだ。 これは小型化をアピールするための評価キットだが、他にも、ソーラーセルで動作するビーコン(室内光でも十分動作)、インテリジェントな汎用タグなどもあるという。国内ではCATEYEというサイクルコンピュータにDA14580が採用されている。 このサイクルコンピュータは、ほとんど万歩計サイズで後輪に取り付けられたセンサー情報から、距離と速度を計算する。簡単な表示は本体の液晶で行い、ログやグラフ化など高度な処理はスマートフォンアプリで行う。このセンサーからの情報とスマートフォンとの接続にBluetoothが利用されている。なお、オプションには体に取り付ける心拍センサーもある。
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