コロプラは29日、KDDIの提供する位置情報ビッグデータを活用し、新たに「商圏分析レポート」の提供を開始した。 これまで両社は、地方自治体や観光協会などに向け「観光動態調査レポート」の提供を行ってきた。観光動態調査レポートは、岐阜県飛騨市、奈良県、石川県加賀市など、多くの自治体に採用されている。 「商圏分析レポート」は、さらに“店舗への来訪頻度”などの分析項目を組み合わせた内容となる。これにより個別店舗への集客実態が把握できるほか、店舗周辺エリアの動態比較分析により、競合店への来店状況分析も可能となっている。 特定エリア来訪者に関する6つの基本分析項目(発地分析、来訪者属性分析、時系列集客分析、滞在時間分析、来訪頻度分析、自社・競合店エリア併用者分析)を組み合わせて設計した分析結果を、レポート形式で提供する。個別の要件に応じて、カスタマイズレポートの提供も可能。