調査・マーケティング会社のイードは、発売直後のiPhone 6を用いて、東京・愛知・大阪 各都市のJR乗降客数上位25駅における主要3キャリアの通信速度実行調査を実施。26日、その結果を発表した。調査期間は9月19日から21日。計測にはRBB TODAY SPEED TESTアプリを用い、同一箇所にて3回計測しその平均を記録している。■東名阪全75駅中、49駅でKDDI(au)が通信速度(ダウンロード)1位。平均速度も最速に 調査の結果、東名阪全体の通信速度比較では、ダウンロードの数値において KDDI(au)が75駅中49駅で1位となった。リリースでは、iPhone 6が新たに対応したキャリアアグリゲーション、TD-LTEのネットワークが優位な結果につながっているのではないかと考察されている。KDDI(au)では、異なる周波数帯の電波を束ねてダウンロードの高速化を実現するキャリアアグリゲーション(CA)を他キャリアに先駆けて導入。また、今回のiPhoneから国内で対応になった2.5GHz帯を利用したTD-LTEについては、KDDI(au)とソフトバンクで利用可能となっている。なお、アップロードについてはドコモが40駅で1位を獲得した。 全75駅の平均通信速度の値についても、KDDI(au)がダウンロードにおいて平均43.17Mbpsを記録し、3キャリアで最速となっている。アップロードにおいては、ドコモが平均12.96Mbpsを記録してトップとなった。 KDDI(au)は、愛知ではダウンロード平均48.97Mbps、大阪では43.17Mbps、東京では38.61Mbpsといずれも高い速度を記録し、それぞれの都市においても1位となった。ソフトバンクは数値の波が大きく、勝ち数は全体で11駅にとどまったが、東京の町田駅では今回の調査の最速値となるダウンロード95.68Mbpsを記録した。■安定感増した通信環境 ダウンロード平均10Mbps以上が大半に イードでは、過去の実測調査と比較し、3キャリアのネットワークが高速化し、安定してきているとする。ダウンロードの数値で平均10Mbpsを切る事が珍しくなり、特に今回 KDDI(au)は75駅すべてで10Mbps以上の数値を記録した。ソフトバンクは2箇所、ドコモは8箇所で10Mbps以下になっている。また、各キャリアが理論値最大100Mbps以上の高速エリア拡大に注力しており、今回調査した実効速度でも50Mbpsを超えるダウンロードの数値が多数計測されている。
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