華原朋美が、1990年の名曲「サイレント・イヴ」をカバーし、しかも、同楽曲のオリジナル・アーティストである辛島美登里とデュエットすることが明らかになった。華原にとっては、音楽業界への復帰後、初のデュエット作品となる。 「サイレント・イヴ」は、1990年11月にリリースされ、ドラマ主題歌として大ヒットを記録したバラード曲。華原も当時繰り返し聴いており、辛島と共にこの楽曲をカバーしたいという強い願いへと繋がり、華原側からデュエットをオファー。その流れで、今回のコラボレーションが実現した。 このデュエット曲について、華原は、「高校時代、失恋をした時期に良く聴いていた。当時の失恋の思い出が大人になっても心残りだったので、(辛島と歌えたことで)自分にとっても人生のステップアップになった」と述べ、感慨の深さを現した。 同じく辛島は、「正直、この曲はデュエットに向いていないんじゃないかと思っていた。しかし、『自分を変えていかなければならない』という女性の想いを華原が歌うならば、自分は、『優しいエールを送れる存在になれるように』という新鮮な気持ちで歌うことができた」と語った。 同曲が収録された華原のアルバムは、10月1日に発売される。