テレビ局のアナウンサーから南三陸のホテルスタッフに転職した男性と、東京から沖縄へ移住し大学院のスタッフとして働く女性が描かれている同CM。登場する男性・女性とも、実際にリクナビNEXTで転職し、新しい職場で活躍している人たちだ。
同作品の制作を手がけたリクルートキャリア・高見雅人氏は、「転職という人生の大事な選択を、フィクションではなくリアルな想いを大事にして描いた。脚本もなく、語られているセリフはお二人の生の言葉で、リアルの強さは何ものにも変えがたい力を持っている」と語る。
転職市場は、ボーナス期を過ぎた8~9月と、1~2月の年度末前が活発化するといわれている。リクナビNEXTのターゲットについて高見氏は、「転職の可能性のある社会人全般」と言う。この幅広い客層にあわせた新CMの狙いはどこにあるのか。
「転職情報サイトのサービスや機能を直接説明するのではなく、『リクナビNEXTをリアルに利用している人たち』を通して描くことで、リクナビNEXTが提供できる可能性の幅広さを感じてほしかった。さらに、転職サイトのCMは一般的に転職前の人を描くことが多いが、今回は転職後の彼らのリアルな想いを切り取った」(高見氏)
前述の幅広いターゲットと同様に、リクナビNEXTは、職種、年収、キャリア、エリア、ワークライフバランスなど、転職を考えたときに誰もが意識する“価値”にとらわれず、「ありったけの選択肢を用意している」(高見氏)という。
高見氏は、「いまの自分、思い描くような人生を過ごせてない……、と感じたときに、ぜひ外に目を向けてほしい。リクナビNEXTは、その人それぞれの価値観にあわせた“可能性”を幅広く用意している。枠にとらわれず、自分の可能性を探すという気持ちでドアをノックしてほしい。そんな想いが新CMに込められている」と話していた。