明日から国際展示場で「コミックマーケット」が開催となる。同イベントは、近年、マイクロソフトが協賛したり、GMOが出展するなど企業も関心を示している。 そんななか、もう一つの特徴が各キャリアが同イベントのために基地局を設置し、通信対策を強化することだ。例えば、UQコミュニケーションズは特に混み合う待機列をターゲットに仮設基地局を設置。周辺のWiMAX 2+基地局も新設する。KDDIは「弱虫ペダル」ラッピングの車載型基地局を配置。「総北高校自転車競技部」のユニフォームを着た“人間Wi-Fi隊”も出現し、エリア対策に注力する。ソフトバンクモバイルは、車載係留気球Wi-Fiシステムを立ち上げる。これは車載の係留気球によりWi-Fi基地局を地上数十メートルの高さに揚げて広域のサービスエリアを構築するものだ。NTTドコモは『RAIL WARS!(レール ウォーズ)』仕様の移動基地局をだし、エリア対策に乗り出す。