気象庁は7日13時から、高解像度降水ナウキャストの提供を開始する。 ナウキャストは、ナウ(現在)とフォーキャスト(予測)を組み合わせた言葉。短い時間に予測を頻繁に更新する。 高解像度降水ナウキャストでは、従来の降水強度の観測範囲が1km四方だったのに対し、250m四方のデータとして処理できるように機能強化した。さらに30分先までの5分ごとの降水域の分布を予測し、5分間隔で提供できるようにした。 気象庁ホームページでの表示方法も工夫した。予雨域が移動する領域や、雷ナウキャスト・竜巻発生確度ナウキャスト、アメダス10分間降水量を重ね合わせることで、1枚の画像を見るだけで現在及び今後の状況を把握できるようにした。外出先での利用を想定し、位置情報から表示領域を設定する機能やスマートフォン用のページも用意する。