AKB48の島崎遥香が、『リング』や『クロユリ団地』などの作品で知られる中田秀夫監督の最新ホラー映画で主演を務めることが決まった。 AKBグループ全メンバーを対象とした主演女優オーディションが行われた今回。1次・2次審査、そして監督による個人面談を経て、総勢300人以上におよぶメンバーの中から島崎が選ばれた。 主演に決まった島崎は、「とても驚いています。オーディションはAKB48のオーディションに続き人生2回目だったのでとても緊張しました。でも、2次・3次と残っていく中で『ここまで来たなら合格したい』という思いが強くなり、最終審査にも臨んでいたので、嬉しいです。頑張りたいと思います」とコメント。 また、中田監督は島崎を選んだ理由を、「『アンバランスな魅力』にあふれています」と明かし、「自分の潜在能力の高さを自覚せず、どこか自信なさげな表情をしたり、その一方で自分をまったく飾ろうとしない率直さに感じ入りました。自分がこれでいいのかという不安と、逆に私はこれでしかないという潔さの同居は彼女の瞳にあらわれています。この彼女の最大の魅力を十全に引き出してみたいという野心に駆られています」と語った。 同映画は、タイトルや公開日など詳細は未定。中田監督は、「20年くらいホラーをやってきておりますが、今回はJホラーの枠を飛び越えて、今までの自分とは違う、スピード感のあるジェットコースター的なホラーにしたいと意気込んでいます」と語っている。