LINEは9日、CRM(顧客管理)ソフトウェアベンダーである米セールスフォース・ドットコムとパートナーシップを締結したことを発表した。 セールスフォース・ドットコムのCRMサービス「Salesforce ExactTarget Marketing Cloud」と、LINE公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービス「LINEビジネスコネクト」とを連携させる。 「Salesforce ExactTarget Marketing Cloud」は、顧客データベースやWEB閲覧履歴などのユーザー行動データをもとに、適切なユーザーに適切なタイミングでメッセージの配信やコンテンツ表示の一元管理を行うことができることができる。従来からの電子メール・SMSなどに加え、今回LINEへのメッセージ配信に対応する。 これにより企業は、「LINEビジネスコネクト」を活用することにより、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージ送信や双方向コミュニケーションなどが可能となる見込みだ。 連携機能の開発・提供は、日本から対応し、今後LINEのマーケティングプラットフォームとして活用が進む世界の国・地域での展開を目指す。