ケイ・オプティコムは15日、都内で記者会見を開き、MVNOとして携帯電話サービスに参入すると発表した。ここでは質疑応答と囲み取材の様子を紹介する。――夏以降にも端末を揃えていくとのことだが、MVNOには魅力的な端末が少ないように思う。端末調達についてどう考えているか大手キャリアで販売しているのと同じものを基本的に揃えていきたい。MVNOを使っているから端末が劣るというのでは楽しいモバイルライフにはならないと思う。安く機能を絞ったものと最新のものと2本揃えていく。――売り方はネットでというがケイ・オプティコムの知名度を考えると関西圏以外では難しいのではないか。他地域にどうやって訴求していくのかまずは徹底的にウェブでいきたい。その中で口コミ、ユーザーのコミュニティを見ながら考えていきたい。店頭販売と言うのも検討課題になる。――売上は好調だが、モバイルにシフトしなければいけないという危機感はどこから来ているのか近畿というのは日本全国の中でも光の普及が高く、光以外のブロードバンドは70%となっており、今までのように純粋に右肩上がりと言うわけには行かないだろうと考えている。そこで次の柱としてMVNOを考えている。――関西エリア外で本格的に営業するというのは初めてだが関西圏以外の売上はどのくらい立てたいと考えているのか当面はこの事業の黒字化を目指すことになる。「LaLa Call」は光回線と合わせて割り引いているので9割が関西地区となっているが、「mineo」はかなりの割合で関西以外になるのではないか。――ドコモの回線を使ったほうが有利のようにも感じるが、au回線を使った理由はauを選ぶことで、MVNOを選びたいという消費者の選択肢が広がり、モバイル市場の活性化が狙える。もう一つの理由は、今ドコモとやっても既に先行事業者がいるのでauの方が戦略的に得策だと考えたということ。――SIMのみでの提供もあるとのことだが、au端末でどの程度動きそうなのかauのLTE対応の端末ならほぼすべて対応する。テザリングも端末が対応していれば可能。――KDDIとドコモのMVNO向けの料金体系を見ると、980円という料金体系を実現するのは大変なのではないかKDDIとL2接続しているのでそれに対応した接続料を支払うことになるが、社内のオペレーションとかプロモーション費を抑えることで対応している。――CDMAとLTE端末を使ったSIMフリー端末はあまり出回っていない用に思うがau向けに端末を供給しているメーカーから調達するのかau回線を利用できる端末を中心にメーカーと交渉をしているし、海外製のできるだけ安いものも展開していきたいと考えている。――端末の調達もKDDIと協力関係にあるのか端末は特に協力しているわけではなくメーカーと交渉している。――NTTが光回線の卸事業を始めるが、それに対する反応・見解基本的に自由競争の時代だから光卸の話はあってしかるべき。ただし、NTTの光の卸をドコモがやるということになると少し趣旨がずれるのではないかと考えている。――早期の100万件の突破を目指すとのことだが具体的な時期はこの事業の成功の一つの指標が100万件だと思う。5年以内に100万件突破と行きたい。――追加で発表する新プランはどのように考えているか今は1GBだが、2GBとか3GB、あるいは1日だけとかプリペイドなど様々なものを社内で検討している。――既に光回線でスマートバリューをしているが、今後どのように対応していくのかmineoとeo光とのセットは考えていない。auスマートバリューは継続していきたい。直接の競合にはならないと考えている。――今回のサービスの対象となる顧客はLTEの高速スピードは必要としているが、月間の使用料が1GBに収まっている人。年齢などの属性は関係ないと考えている。――公衆無線LANサービスとバンドルしている他社サービスもある。ケイ・オプティコムの公衆無線LANとのバンドルは考えているのか現在提供する予定はない。――固定とのセットをやらなかった理由はeoの場合スマートバリューをやっている。するとあまり競合するのは得策ではない。またもともと安くしているので、セット化でさらに安くすると採算がとれなくなる。――セット販売はないとしても、一緒に売っていくということはないのかWEBで売るので、店頭で売るのとは少し違うだろう。――店頭にならべると、この値段では売れなくなってしまうということかそう思う。――MVNOの話を聞くと、目標100万件というところが多い気がするが、何かこの数字に意味はあるのか 他社のことはわからないが、純粋に計算すると分岐点がその辺になる。――100万達成に5年は長いような気がするができるだけ早く達成したい。――保守や修理のチャネルもWEBなのかそう考えている。――PRは店舗かいや、それもWEBで行う。コストを抑えている。関西では結構テレビコマーシャルを流しているが、我々としてもWEBのみというのははじめての試みだ。