GfK Japanは23日、タブレット端末の購入状況、利用状況、購入意向に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2013年12月で、タブレット端末の購入者、使用者、購入意向者である18歳~69歳の男女1400名から回答を得た。 タブレット端末の販売台数は右肩上がりの増加を続けていたが、2013年下半期は上半期を下回る結果となった。2013年第3四半期(7~9月)までは50%以上の成長が続いていたが、2013年第4四半期(10~12月)は14%増に鈍化。2014年第1四半期(1~3月)の販売台数も前年並みにとどまったという。 これを受け、アンケートを行ったところ、タブレット端末の購入者のうち、新規購入の割合は減少傾向にあり、3か月以内の購入では6割を下回っていることが明らかとなった。一方でタブレット端末使用者の4人に1人は「1年以内の購入を検討している」と回答しており、買い替え/買い増し需要は今後も高まると推測されている。 また初回購入者と2回目以降の購入者では、購入時の行動や動機に違いが見られた。購入時に参考とした情報源では、初回購入者は「店頭展示製品」「店員の勧め」が高く、2回目以降の購入者は「メーカーウェブサイト」がもっとも高い結果となっている。機種・メーカーについては、2回目以降の購入者の約半数は、購入時に「機種を1つに絞っていた」と回答したが、初回購入者の3割以上は、購入時にメーカーやモデルを特に決めていなかった。