業務自動化ツールを提供するブランドマーケティングジャパンは3月18日より、リスティング広告調査ツール「リスティング広告チェックツール」の本格提供を開始している。基本機能は誰でも無料で利用できる。 現在、インターネットが広告宣伝の媒体として大きな地位を占めている中で、ネット上の広告出稿の状況を把握したいというニーズが、企業の営業や広報宣伝の担当者を中心に強まってきている。 「リスティング広告」は、検索エンジンで指定したキーワードで検索されたときにだけ掲載される広告で、インターネット広告の中でも人気のある広告だ。このリスティング広告が掲載しているキーワード、出稿している数、掲載順位を分析することにより、企業毎のインターネット広告への投資状況や、注力している分野などの分析が可能になる。 こうした分析は、一般に組織内で属人的に行なわれているが、大量のリスティング広告の調査は労力を要する。「リスティング広告チェックツール」は、こうした問題を解決するために開発された。 「リスティング広告チェックツール」は、「キーワードセンター」機能で数千のキーワードの調査結果を見ることができる。会社名から広告の出稿状況を確認することができ、Google、Yahooの2大リスティング広告にも対応した。有料のプレミアムプランでは、ユーザーが指定したキーワードについて「指定調査」機能によって調査できる。プレミアムプランでは、さらに有料オプションで調査地域、時間帯も指定できる。「リスティング広告チェックツール」の 利用は、ウェブサイトから会員登録することで開始できる。リスティング広告チェックツール●フリープラン初期費用:0円月額費用:0円指定調査:利用不可●プレミアムプラン初期費用:1万0800円月額費用:5400円指定調査:利用可(30キーワード)●パッケージ版価格:237万6000円~パッケージ版とASP版(フリープラン、プレミアムプラン)との違いは、まずASP版は稼働スケジュールを一定以上、カスタマイズできないが、パッケージ版は導入した企業の自社仕様で動かせる。またASP版は顧客企業の社内のシステムと連携ができないが、パッケージ版では可能になり、ASP版ではブランドマーケティングジャパン内にあるデータを社内に置ける。ASP版はシステムの利用権利、パッケージ版はソフトウェアの所有権利という違いがある。