ソフトバンクグループのBBソフトサービスは3月10日、2014年2月度のインターネット詐欺リポートを発表した。「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果と、インターネット利用者の意識調査の結果をあわせて報告するものとなっている。 それによると、インターネット詐欺サイトの検知数は71万6,045件で、前月と比べて5.7%増加した。ネット詐欺の種類別では、ワンクリック・不当請求詐欺サイト98.8%(前月比0.4ポイント増)、フィッシング詐欺サイト0.8%(前月比0.2ポイント減)、マルウェア感染サイト0.0%(前月比変わらず)、ボーガスウェア配布サイト0.2%(前月比0.2ポイント減)、ぜい弱性悪用サイト0.2%(前月比変わらず)となっている。2月度は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの検知数が増加したことにより、総検知数が増加したとのこと。 また、この時期の特徴として、「小学校入学の準備をする人を狙ったフィッシング詐欺サイト」が検知されたという。「格安でランドセルが購入できる」といった謳い文句で詐欺サイトに誘導し、個人情報を盗み取る手口などが発見された模様。ショッピングサイトなどを利用する場合は、値段だけでなく、著名サイトかどうか、過去にトラブルを起こしていないか、などの注意が必要だ。