米Googleは28日(現地時間)、同社が開発中のメガネ型ウェアラブル端末「Google Glass」において、度付きレンズに対応するフレームの提供をExplorer(プロトタイプの同製品のユーザー)向けに開始した。 「Google Glass」の新しいフレームとして用意されたのは、「Curve」「Bold」「Split」「Thin」の4種類。いずれもチタンフレームで、価格は225ドル。従来のフレームは、サングラスのアタッチメントは用意されていたが、度付きレンズには非対応だった。このため、多くのExplorerから度付きレンズ対応フレームの要望があったという。また加えて「Classic」と「Edge」という2種類のサングラスも発表された。 これらのフレームに度付きレンズを装着するには、専用のトレーニングを受けた検眼医への依頼をGoogleでは推奨するが、専門医はまだニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスといった都市部のみで、しかも200人しかいないという。このため、同社では医師に対する専用プログラムを現在提供中で、2014年末までに6000人に増やすとしている。 Explorerから寄せられた改善要望のなかで、度付きレンズへの対応が一番多かったそうだ。
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