東京・銀座のメゾンエルメス フォーラムにて、エルメス(HERMES)財団主催による「アーティスト・イン・レジデンス(ARTISTS’ RESIDENCIES)」の制作プロセスや成果を紹介する「コンダンサシオン」展が3月20日より開催される。本展は昨年夏にパリのパレ・ド・トーキョーで催されたもの。フランス国外で初の開催となり、会場構成も一新される。リチャード・ディーコン(Richard Deacon)、スザンナ・フリッチャー(Susanna Fritscher)、ジュゼッペ・ペノーネ(Guiseppe Penone)、エマニュエル・ソーニエ(Emmanuel Saulnier)ら4名の国際的アーティストに選ばれた2010年から13年の参加アーティスト16名による作品を紹介する。小平篤乃生(こひら・あつのぶ)のクリスタル作品、ガブリエル・チアリのテキスタイル作品などが登場。キュレーターを務めるのはガエル・シャルボー。10年夏に開始したアーティスト・イン・レジデンスは、フランス各地にあるクリスタルや銀、シルクなどのエルメスの工房に若手アーティストが滞在し、職人技を学んで作品を制作するプロジェクト。毎年4名の若手アーティストが選出されている。また、第2クールとして新たな4年間が始まる予定。【イベント情報】「コンダンサシオン:アーティスト・イン・レジデンス展、エルメスのアトリエにて」会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座5-4-1会期:3月20日から6月30日時間:11:00から20:00(日曜日は19:00まで)無休入場無料