3月7日にグランドオープンするあべのハルカス(大阪市阿倍野区)の“ゆるキャラ”、「あべのべあ」が、1月24日、大阪から約600km離れた福岡市博多・中洲の屋台に出没した。 あべのべあは、“超高層複合ビルとして高さ日本一”といわれる「あべのハルカス」の最上階展望台「ハルカス300」の公式キャラクター。「高さ日本一の展望台」にふさわしいキャラクターを目指すべく、さまざまな“日本一の場所”を訪問中で、第1弾の名古屋市科学館(日本一のプラネタリウム)に続き、「日本一の屋台」としてにぎわう博多・中洲に飛び込んだというわけだ。 あべのべあは、金曜日の夜の中洲をゆっくりとめぐり、出張中のビジネスマンや、観光客に「どこから来たの?」「名前は?」と声をかけられ、次第に意気投合。 名古屋市科学館のプラネタリウムでは子どもたちに囲まれたが、博多・中洲ではほろ酔いのサラリーマンや博多観光を楽しむ女子たちの人気の的となった。「雲のように気ままな性格でのんびり屋」というあべのべあ、最後は“屋台のおもてなし”を学ぼうと、ハチマキをして一日店長に挑戦。 「べあちゃん、のんびりやってちゃダメ。でもそのゆっくりな動きがまたいいね」とほろ酔い客から声をかけられていた。